さて、平成26年7月10日、ミクシィの増担解除ライン最終日の後場がいよいよやってきた。
想定外の展開が2つも重なり、ただただ唖然とするばかりの後場だった。
まず1目が、前場のうちに引け指値売りを入れていたのだが、意味を理解しておらずやらかしてしまった。
なんと前場の引けで売れてしまったのである。
引け売りの仕組みを理解していなかった自分が悪いのだが、その後の想定外の展開に茫然自失となった。
誰もが解除ライン3,825円をめぐる攻防になると思ったのだが、後場になって一気に急騰し、高値4,200円まで上昇した。
3,800円で購入していた300株、前場引けで売れていなければ、間違いなく利確していた。
解除がなければ、明日の暴騰は考えにくいからだ。
むしろ、失望売りで暴落さえ考えられる局面だ。
そして、あっけにとられたのは午後2時を回った頃、一気の大ナイアガラである。
さっきまではストップ高までありうる展開だったものが、今度は再び解除ラインを意識する展開となった。
終わってみれば3,895円引けとなり、解除ラインにはほどと遠い終値で終了した。
前回の日本通信が1円差で解除ならず、マイクロニクスは10円差で解除成功と、ここ最近のトレンドとなりつつあるギリギリの攻防を予想していただけに、この結果は誰も想定していなかったのではないだろうか。
それにしてもこのような展開を仕掛けたのは、いったい何者なのか?
最も考えられる事として、空売り勢ではないかと見ている。
みすみす解除させ、明日以降踏みあげられる位なら、解除阻止を狙った買戻しが入ったのではないかと見ている。
なぜなら、普通なら解除ラインを超えた3,830円以上の買いは、なかなか個人では入りづらいからである。
もし、あのまま解除となっていれば、明日はストップ高さえ考えられる局面だ。
仮に3,825円で引けたとすると、明日は4,525円、さらに翌日のGUを含めると、空売り勢はとてつもない損失となる。
それを、3,895円で食い止めたのだから、空売り勢からすれば大成功といえる内容だったのではないだろうか。
なにはともあれ、今日もなかなか面白いショーを見る事ができた。
現在、解除を控えている注目株は、今日から再増担となった日本通信と、UBIC、ソフトフロントである。
8月8日にIR予告とも取れるようなロゴを掲載しているマイクロニクスもそろそろガチホ体制に入りたいところだが、何しろ空売りの恐怖もある。
増担解除投資法の成功率が高い今、リスクを負ってまでガチホするには、まだ早いかもしれない。
ただ、前回の暴騰劇を、ただ指をくわえて見ているだけだったので、今度ばかりは確実にものにしたい。
来る8月8日も見据えながら、これからも増担解除投資法で確実に利益をあげていきたいところである。